コラム

Column

知好楽

知好楽

『子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者』
(子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず)

簡単にいうと、知るより好きの方がよくて、さらに楽しむ方がもっとよい!というイメージかと。

たまたま、Facebookの投稿でお友達がアップしていた言葉。私も好きな言葉であるとともに、今日の学びと紐づくなと思った。

  

今日は、「マイツール」というアプリケーションの利用技術を学ぶ全12回コースの2回目であった。ただ、私の場合、変な順番で受講しているので今日が最後。

全体を通して、このツールはあくまでもツールであり、しっかりと「なんのためになにがしたい」がないとダメ。何がしたいが出てきたら、とにかく頭をフル回転し手を動かす。そこから見えてくるものを見つけるためのツールであると理解した。

  

そして、このアプリケーションは、文系の日本人が自分が仕事に使えるものとして開発されたツールであり、ワープロからスタートしてその情報が表計算になったりデータベースにもなりうるのだ。グラフも簡単。右脳に訴えられる。

思いつくがままに書き出して計算したり分析したりするもの。

思考整理の補助ツールという表現でもよいような気がする。

マインドマップみたいにどんどん書いていって最後にタイトルをつける。(表だけど)

  

また、マネジメントゲームの開発者である西順一郎先生が開発に関わっている関係もあり、ストラック図が簡単に表現できる。もちろん、Excelでもできるが、ベロを出す(損失)の場合も何も特別なことをしなくてもよい。

データベースとしての利用はその時の思い付きでどんどんグラフにしてみてみたり意思決定のサポートにつながる表現を見つけやすい。(こちらももちろんExcelでも可能)

このアプリケーションの原型は1980年に日本人により開発されたPIPSというもの。世界初の日本語が使えるパソコンソフトだったとのこと。

  

なぜ、それを今頃使おうとしているかは、マネジメントゲームをやっているからだけでなく、このツールを利用することにより、この世の中をよくできるのではないかと思っているからだ。

  

そして、私の目標はこのツールを使いながら、マトリクス会計で未来会計を様々なお客様に提供し、お客様と一緒に過去データから未来を予測し、先読みの経営のサポートをしていきたいと心から思っている。

  

最初の話に戻るが、このツールはまだ知った段階。これを好きになり、楽しめる段階まで修行だ。

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